忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

PR

【感想文】青い鳥文庫の、王道冒険ファンタジー活劇

2013/02/12
ユズハチ『魔法の国のアズリ』

仕事関係で青い鳥文庫を読んでみることにして、何を読もうかとちらちら見てた中、
絵柄が好みだったということと、文章書いた著者自身が挿絵を描かれていたということ、そして青い鳥文庫文学賞受賞作ということで気になって読んでみました。


魔法が使える魔法使いの国で、魔法が使えない落ちこぼれ少年のアズリ。ある日突然この国から魔法がなくなってしまう。その原因と犯人を追い、魔法を取り戻そうとするアズリとその友人たちの冒険の話。

いい意味で王道の少年少女ファンタジーの冒険活劇。読んでいて安心するくらい素直に勇気とか友情とか勝利とかが感じられました。
漫画でも読んでみたいなぁ。


関係ないけど表紙だけ初めて見たとき、アズリ君はボーイッシュな女の子だと思ってたよ…。
あとハインさんブロッコさんは個人的に大きなお姉さんにお勧めしたい。ブロッコさんは過去に色々あったんだろうなぁなんて妄想。





こういう物語、小中学生の時によく読んでたな~というのと、よく書いてたな~という気持ち。








拍手

さよなら、かわいいゆめ

エンとガンが泣いているの。

わたしをころして、って言ってるの。

おれはしにたくない、って言ってるの。


らくなさま、らくなさま。
たすけて。らくなさま。


ねりん。ころしてやる。
ころしてやる。ころしてやる。





追いかけて、追い詰めて、追い越して。突き飛ばして。

しあわせ。

ひとり。






拍手

持ち物交換

萌えるシチュのひとつとして、持ち物交換があります。

唐突だけど、各カプにそれぞれ同じものを身につけるとしたら。

草八×澄は王道に指輪がいいです。「日本じゃ結婚はできないけど」みたいなことをぽつりといいながら草八が澄につけてあげるといいと思います。その後は常に付けててもいいし、チェーン通してネックレスにしてお互い肌身離さず持ってるといい。

三士朗と灯は、常に身に付けられるお揃いのブランドもの。
革小物とか。
一時期妄想してたのが、灯が三士朗にお揃いのレザーブレスレット買って、灯が右手、三士朗が左手につけて、灯は満足そうににやにやするとか。

光雄と芳己はイヤマフ&マフラー。これはもうやったからね!


三士朗と光雄の場合、光雄が三士朗にプレゼントして、ちゃっかり自分も同じもの持ってる。

草八と芳己の場合、芳己が草八に無理やり何かをねだって買わせるけど、草八はごく自然に自分用の色違いをお揃いで買って芳己がすごく意識してしまうとか。

美猫と基桐は…同じものをもつってことがなさそう。お互い、一方的に何かを与える。一方通行イメージ。

ムナは本。昔々ある所であるひとと交換したけど、すっかりさっぱり忘れてる。なんとなく大事なもので、持ってることは内緒にしなきゃいけないと思ってる。だから館長もこの本があることを知らない。





個人的に最大に萌える交換は自分の名前が刻まれてるドッグチェーンの交換ですが。
ただし戦場とかバトルもので、相手がいつ死んでもわからない状況下じゃないと意味を成さないのでヘリオトロープだと相応しくないので悔しい今日この頃。だから違う創作で発散する。←






拍手

【感想文】おばあちゃんと、女の子と、ファンタジー。

2013/01/13
『エバリーン夫人の不思議な肖像』柏葉幸子

おばあちゃんと、女の子と、ファンタジーが集まった短編集。
女の手前である“少女”と女を知った“老女”だからこそ化学変化としてこの物語たちは成立したんじゃないかな。
老女と少女の組み合わせってすてき。そう思える短編作品集でした。
全体的にタイムスリップものが多い…ていうかそういうテーマなのかしらん。

そういば、これ、私の家の屋根裏にあった古い本だったんですが、
つい最近同じ作者の別の本を読んだんですね。→「つづきの図書館
優しいのに少し切ない終わり方してる感じがこの人の定番なのか知ら?

好きな話は「寒修行のころ」と「エバリーン夫人のふしぎな肖像」です。


以下、それぞれの物語の各感想。












拍手

カレンダー

05 2025/06 07
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

はじめまして。

はじめて来られた方はカテゴリの「説明+α」をお読みください。

検索から来られた方へ

読みたい話の語を↓でブログ内を検索すると良いかもしれない。
よく語られる話
【九番隊】【らぶコミュ】
ブックレビューは【感想文】または
ブクログ読書メーターにどうぞ

AD