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【感想文】怪しく笑え

『怪笑小説』東野圭吾著
2019/11/27 読了

家にあったので読み始めた。前回『黒笑小説』がサクサク読めて面白かったので、今回もサクサク読めて面白かった。
1998年の本だったのに全然違和感なく読めて面白かった。

「鬱積電車」は普段から電車に乗る人間なら誰しもが共感する。どういうオチなのか予測できなかったけど、残された人たちはたまったもんじゃないなあ。笑

「おっかけばあさん」
オタクである我が身に共感するところがありぞっとした。2.5〜3次元に推しが居る女は気をつけような……。

『一徹おやじ』
読書中の私「こんな結末だったら良いのになーw 絶対ないだろうけどwww」
読了後の私「」
いやまさかだって、ねえ…いや、普通の人からしたら斜め上なんだろうけど我々の業界では常識……いやなんでもない

『超たぬき理論』
劇中の討論にはさすがとしか言えない思わず納得してしまいそうな論理的な内容だった。
しかしまあ、最後。最後の一行。おい。

『あるジーサンに線香を』
冒頭5行くらいしか読んでないけどタイトルと文体からしてもしかしなくてもアレで、全体的な雰囲気もアレ。ちょっとだけベンジャミンバトンのような。切ない。

『動物家族』
全体の中で一番好きというか、刺さる話だった。
ラストの彼の行動には涙が出てしまいそうだった。
どうか彼の未来に救いがあることを願う。

あとがき。こんなに凄い作家さんでも、顔見知りが「タダで講演/寄稿してくれ」って言われてしまうことがある事実…。全人類読め…。





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