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【感想文】「勇者によって魔王は倒されました。」の、その後。

左京潤『勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。』



何年ぶりかのファンタジア文庫!

そういえばここしばらく剣と魔法の出てくるファンタジーらしいファンタジーな世界の小説を読んでなかったな、ということで。
想像していた通りの、RPGで出てくるような剣と魔法と勇者と魔王が居る世界観に、冒険の旅をするファンタジー
……というわけではなく、どちらかというと、その後の話。

この小説のなかでは、勇者になるための予備校があって、勇者という職業が確立されていて、勇者は魔王を倒しに行くことが仕事となっている世界。
しかしその魔王が倒されてしまったので、勇者という職業が廃業。勇者を目指していた主人公のラウルは予備校卒業後、しぶしぶ別の職業(マジックアイテムショップ小売店)へと就職し……。

と、完全ファンタジー世界なのにめちゃくちゃ現実的な設定をつきつけられて、
自分の新卒の頃を思い出し、早々に心が痛みました。
ラウルくんはもともと学校で優秀だったようだし、
期待のある周りからの目とかも気にするよね…。
加えて人員不足やら休日出勤やら意思疎通のできない上層部やら
ファンタジー世界なのに容赦ない非ファンタジー感。割り込んでくる日本風な現実。
でもそれが、逆に親しみやすくて笑ってしまいました。社会人あるある……。
ということで、がっつりファンタジー世界小説かとおもいきや、
先輩&新人が頑張る小売り系お仕事小説でもあります。

魔法発動の仕方とかも、ちょっと科学っぽくて、すこしSFっぽくもありました。
売られているマジックアイテムも、仕組みは魔法だけど、機械のようにプログラムされていて、
魔法のプログラムが粗悪だと不良品となり、ただじゃ済まないモンスター化してしまうというのがひどい(笑)

ラウルは、人間界の常識が全く通用しない新人(フィノ)教育に悩むけど、
めちゃくちゃだけど、根は本当に頑張り屋のフィノちゃんが
とても良い子…えらい…かわいい。そして守りたいあの笑顔…!







あとあの、お兄さん、多分(生きてるんじゃないかな)と思ってしまった。
死んだってはっきり言われていないの気になるし)!笑
完結済みなので好きな時にまた続き読んでみようかなと思います。

そういえば私、最初、(ラウルくんはフィノちゃんを男の子と勘違いするのですけど、表紙のおっぱい袋エプロンから女の子というのはわかっていたので「もしかしてフィノちゃんは性別を自由に決められる魔族なのでは?!」)と勝手に期待したことは内緒です。
あと絶対この店長強いだろうなと思っていたら(案の定強さが半端じゃなかった…やっぱり魔王倒したのこの人だった…)。
あとバイザーさん一瞬だけでいいんで彼関係でシリアス展開になる話とかありますかね……
(私はバイザーさんが好きです)


夢が無くなって、うじうじと未練がましく生きるより、
視野を広げてみれば案外、今の状態だって悪くないんだよね。







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