[sor ato e ru]
青空の羽を秘める少年と、堕ちた神の使いに似て非なる者の話
【感想文】空と砂漠と友情の記録。
2012/11/22
サン=テグジュペリ『人間の土地』
p42“心の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ”
伊坂幸太郎『砂漠』の影響で読みたかった本。『星の王子様』で有名なサン=テグジュペリの航空記。
表紙が宮崎駿なこともあり、気がつけば脳内ではジブリのような映像が再生されてました。
この小説は、サン=テグジュペリが出会った僚友達との友情の話、そして砂漠と人間の話でした。
僚友について語る章、極めてギヨメの話は秀逸。
自身が遭難した時の切迫したp170~の文章もとても印象に残りました。
文体は個人的に、詩的に描かれている印象をもちました。
「大切なものは目に見えない」という言葉で知られる『星の王子様』は、こんな経験をした彼だからこそ書けた物語だったのかも。
以下、印象に残った言葉。
p216“愛するということは、おたがいに顔を見あうことではなくて、いっしょに同じ方向を見ることだ。”
p220“本然というものは、決して自己を証拠立てるものではなくて、物事を単純化するためのものなのだ。”
しかし…読みなれないジャンルだからほんと時間かかった…。
最後の駿さんの解説は読み飛ばしたので今度読む…ごめんなさい。
サン=テグジュペリ『人間の土地』
p42“心の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ”
伊坂幸太郎『砂漠』の影響で読みたかった本。『星の王子様』で有名なサン=テグジュペリの航空記。
表紙が宮崎駿なこともあり、気がつけば脳内ではジブリのような映像が再生されてました。
この小説は、サン=テグジュペリが出会った僚友達との友情の話、そして砂漠と人間の話でした。
僚友について語る章、極めてギヨメの話は秀逸。
自身が遭難した時の切迫したp170~の文章もとても印象に残りました。
文体は個人的に、詩的に描かれている印象をもちました。
「大切なものは目に見えない」という言葉で知られる『星の王子様』は、こんな経験をした彼だからこそ書けた物語だったのかも。
以下、印象に残った言葉。
p216“愛するということは、おたがいに顔を見あうことではなくて、いっしょに同じ方向を見ることだ。”
p220“本然というものは、決して自己を証拠立てるものではなくて、物事を単純化するためのものなのだ。”
しかし…読みなれないジャンルだからほんと時間かかった…。
最後の駿さんの解説は読み飛ばしたので今度読む…ごめんなさい。
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