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【感想文】幸福なもの、フォルトゥナータ

2012/10/08

ルイス・セプルベタ著/河野万里子訳『カモメに飛ぶことを教えた猫』

中学生の時に読書感想文を提出するために読んだ本を約10年ぶりに再読。
その名の通り、猫がカモメから卵を託されて、子カモメが飛び立つまでのストーリーです。

この物語、トラブルは起こるものの、しっかりと書かれているわけではなくて、あらすじのような感じで進行が早い。
読みやすいといえばとても読みやすい。
盛り上げようとすればいくらでも盛り上げられそうなエピソードはあるのだけど、この短さでもいいのかな?と思っていました。
ちょっと物足りないような気がしないでもない。

実際ゾルバはカモメに飛ぶという技術は教えていない訳だけど、精神的に大事なことは教えたんだと思います。

カモメのお母さんが猫に卵を託さなければならなくなった原因とか、ゾルバへの約束が3つだったとか、詩人は飛ぶ方法を知っているとか、気になる所はたくさんあって、深く考えて調べながら読み返せばそれなりの読書感想文は書けそうな気がする。

けど私は10年経っても、深く考えて読み返そうとせず、やっぱりやらないのでした。









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