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【感想文】七人のカタリベ

『StorySeller』新潮社ストーリーセラー編集部


七人の小説家の短編を集めた文庫本。
伊坂さんがこれ限定の話を書いていたので購入。
伊坂さん以外は読んだことなかったので、新地開拓も兼ねて。

読了後、当たり外れが大きかったなと思いました。
個人的な好みは
伊坂幸太郎>佐藤友哉>米澤穂信>近藤史恵>道尾秀介>有川浩>本多孝好

佐藤友哉を知れたのは大きな収穫。米澤穂信も気になったし、近藤史恵は『サクリファイス』も読んで見たくなったけど、事前にロードレースの知識がないと難しかったかな…(私は直前に弱ぺにハマっていたのでなんとかわかりました)

以下、それぞれの感想(その時のツイッターより引用)









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伊坂幸太郎…
時間はなんとなく予測はできたけど、ラストの一言は予測できなかった…!!鳥肌!!
伊坂さんお得意の文章によるトリックや癖のある伏線が好きな方は満足すると思います。
私は好きです!


近藤史恵…
『サクリファイス』というタイトルと表紙は知っていたのですが、この方が書いていたとは知りませんでした。
ロードバイクのレースとレーサーの話。事前にロードバイクのことを知っておかないと「?」な言葉がいくつかあったけど、直前に弱虫ペダルを21巻まで読み終えた私にそんなことは関係なかった。スプリンターはぁはぁ←
なんでも続編があるとかないとか…?読みたい。


有川浩…
『図書館戦争』シリーズで有名なんでどんな話を書く方なんだろうと思っていたんですが、残念ながら私には、この話は合いませんでした…。
文章の書き方とか、登場人物の喋り方が受け付けませんでした。少女マンガのノベライズ読んでる気分。
他の作品もこんな感じなんだろうか…。別のものを機会があったら読んでみたいけど、それもこんな感じの文体だったら読まないかな。


米澤穂信…
綺麗な文章だったな、という印象。そして内容も印象に残りました。
読み終わった後の心に残るざわざわした感じ。恐ろしくてかなしくて切ないけど、バッドエンドではない、のかな…。私はこの話、好きでした。

佐藤友哉…
今回のベストストーリーセラーだと勝手に思っています。
強烈な言葉の並びと台詞運びに衝撃と一目ぼれしました。
なにより土江田が最大に気になる存在!続編があり、単行本にもなってるということで早速読もうと思いました。でもこの作家さんの書き方は好みが分かれそう。と思ったらブクログのレビューもそんな感じだったトカ。

土江田はさりげにモテモテだとおもう。華田・赤井はもちろん、松葉と北村も土江田大好きだろ。とりあえず松葉はガチ。←


道尾秀介…
可もなく不可もなく、という印象。ミステリーなんだけど、正直ラブストーリーとか三角関係とか純愛とか興味ないので…悪くはなかったですが印象が薄い。
ところでなんであの、親友の女の子は殴って顔見せるなとか怒った癖に最後にあんな良い子になってるんです?



本多孝好…
こめんなさい、最初どこのケータイ小説の主人公かと(
女子高生が一人で勝手に妄想広げてギャーギャー騒いでるだけの話に思えました。
「僕らのケース」はなにか別の話とリンクしてるのだろうか?
結構よく見る作家さんだったからどんな文章描くのかと期待してたんだけど、ちょっと期待外れ。

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