[sor ato e ru]
青空の羽を秘める少年と、堕ちた神の使いに似て非なる者の話
【感想文】奇遇ですねぇ!
森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』
p7「これは私のお話ではなく、彼女のお話である」
「願わくは彼女に声援を」
天然の中の天然すぎる彼女と、そんな彼女に惚れ込んで片想いしてる先輩が七転八倒する約一年間の話。
春の夜、夏の古本市、秋の文化祭、冬の悪風邪。黒髪の乙女である『彼女』に恋心を抱く『先輩』。彼は彼女になんとか好意を持って貰おうと四苦八苦七転八倒します。偽電気ブランなる酒を求めて夜を歩く彼女と、それを追う先輩。彼女が古本市へ行くと聞けば古本市へ出向き、彼女が文化祭へ行くと聞けば文化祭へ向かう。
ひたすら彼女に一途な先輩。一歩間違えればストーカー。天然すぎる黒髪の乙女はそんな彼の想いも知らず奇想天外で摩訶不思議な道を歩きます。
ぽてぽてと歩く純粋で天然すぎる彼女がとても可愛らしいです。かなり好き!
先輩も先輩で、『四畳半~』の私宜しく良いキャラをしています。
『魔風邪恋風邪』で風邪をひいたと気付いた時の先輩のp257「つまんねえ。超つまんねえ。風情のかけらもありゃしねえ。」に激しくときめきました。今まで固い文体を貫いてきた先輩がついに素を表したというか、お前もやはり四世紀半生きた若者だったかと思わせる。
四畳半神話大系よりも独特の世界を持っている印象でした。「御都合主義者かく語りき」が好きです。
巻末の羽海野チカ先生の描かれた彼女がめちゃくちゃ可愛らしくて、恐らく樋口君がイケメン。
私は全面中村祐介さんの絵で動いてました。
偽電気ブラン飲んでみたいなー。
久々に素敵な本を読みました。購入予定★5!
p7「これは私のお話ではなく、彼女のお話である」
「願わくは彼女に声援を」
天然の中の天然すぎる彼女と、そんな彼女に惚れ込んで片想いしてる先輩が七転八倒する約一年間の話。
春の夜、夏の古本市、秋の文化祭、冬の悪風邪。黒髪の乙女である『彼女』に恋心を抱く『先輩』。彼は彼女になんとか好意を持って貰おうと四苦八苦七転八倒します。偽電気ブランなる酒を求めて夜を歩く彼女と、それを追う先輩。彼女が古本市へ行くと聞けば古本市へ出向き、彼女が文化祭へ行くと聞けば文化祭へ向かう。
ひたすら彼女に一途な先輩。一歩間違えればストーカー。天然すぎる黒髪の乙女はそんな彼の想いも知らず奇想天外で摩訶不思議な道を歩きます。
ぽてぽてと歩く純粋で天然すぎる彼女がとても可愛らしいです。かなり好き!
先輩も先輩で、『四畳半~』の私宜しく良いキャラをしています。
『魔風邪恋風邪』で風邪をひいたと気付いた時の先輩のp257「つまんねえ。超つまんねえ。風情のかけらもありゃしねえ。」に激しくときめきました。今まで固い文体を貫いてきた先輩がついに素を表したというか、お前もやはり四世紀半生きた若者だったかと思わせる。
四畳半神話大系よりも独特の世界を持っている印象でした。「御都合主義者かく語りき」が好きです。
巻末の羽海野チカ先生の描かれた彼女がめちゃくちゃ可愛らしくて、恐らく樋口君がイケメン。
私は全面中村祐介さんの絵で動いてました。
偽電気ブラン飲んでみたいなー。
久々に素敵な本を読みました。購入予定★5!
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