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【感想文】話せばわかる、なんて嘘?

20110920~20111217
養老孟司『バカの壁』


途中、別の本を読んだりして読まない日があったので、間が開きましたがなんとか読了。





わからないことを知ろうとしない=知りたくないことに耳をかさない人間(話が通じない)=「バカの壁」が生じる?

y(外への行動「反応」)←=a(自分の中の考え/「現実の重み」)x(外からの「入力情報」)
このaが0であるとxはyという現実ならない。しかしaが0でない限り、それはマイナスだったとしても現実になりうる。
「万物は流転する」が情報は変わらない=絶対的なもの。
p60「知るということは自分がガラッと変わることです。見え方が変わってしまう。それが昨日までと殆ど同じ世界でも」
p128「社会的に頭がいいというのは、多くの場合、結局、バランスが取れていて、社会的適応が色々な局面で出来る、ということ。逆に、何か一つのことに秀でている天才が社会的には迷惑な人であれ、というのは珍しい話ではありません。」

個性といわれるものと脳との関係、脳への伝達、近年の「キレる」人間の脳についての分析。
「眠る」という「無意識」も生きるには必要。
恐らく私の高校3年間の担任は『俺を見習え』教師だったと思う。

p182『しかし、大体、相手を利口だと思って説教しても駄目なのです。どのぐらいバカかということが、はっきり見えていないと説教、説得はできない。』





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