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【感想文】SukoshiFusigiの短編集-5

【感想文】『書き下ろしSF短編集 NOVA 5』

伊坂さんに釣られて読んだSF短編集。
おそらくこれを読まなければ知ることがなかったであろう作家さんばかりでした。

SF慣れしてない自分からしてみたら、全体的に世にも奇妙な物語って感じ。
初心者な私も全体的に読みやすかったです。むしろこれが「SF」と呼ぶんだな、と思いました。

『ミッドナイト・ブルーの記憶』はもっと不思議な事件が起こるのかと思いきや、それが不思議な出来事なのねと肩透かし気分。

『3階に止まる』は台詞が説明的だったけどオチは好きです。

『凍て蝶』って何が蝶なんだろう、と内容とは無関係なことを考えつつ。外国文を翻訳したかのような文章と物語でした。

『アラムサール』は病状の描写と儀式の様子が恐ろしく、生々しい。けど個人的に好きな話ではなかったなぁ。

『スペース金融道』、取り立て人がアンドロイドに貸した金を返せと追う話。その中で、ある一体のアンドロイドが奇妙な逃亡を続けていることに気付く。
ドS上司ユーセフとその相棒の不憫主人公"ぼく"の関係がたまらなく萌えました。今回の当たり!
続きもあるらしいので早速読みに向かいます。

『火星のプリンセス 続』すみません読んでません。続編モノの途中からはは読む前から読む気無くします。

『密使』。これだよ!っていう、世界を救うヒーローの話。知らないところで誰かの危機を救うっていいなぁ。





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通常運行だよ

白シャツスーツな人型狛村と女体化東仙と女の子ワイスな家族と近所に住む大学生檜佐木とか妄想しては萌えてる。
生まれ変わりパロなので本人たち死神の記憶はあるし、東仙隊長は女体化しても口調は隊長時代もまま。あと巨乳。
檜佐木に至っては名残で「東仙隊長」とか呼んじゃうけど「もう隊長ではないのだからその呼び方はやめてくれないか」とか言われて「じゃあ……と、とうせん、、さん」とか恥ずかしそうに呼べばいいと思う。あと胸の大きさ見てドギマギすればいいと思う。
ワイスが女の子なのは東仙さんが女の子ワイスを着せ替えたりして「うちのワイスがこんなにも可愛い」とか親バカぶりを発揮させてる所がみたいから。
狛村は人型で東仙とワイスと同居してて(お互いまだ男同士だと思ってるし最早親友以上恋人未満な関係で充分すぎる)そしてご近所からはいいご夫婦ですねとかこんなに大きなお子さんがいらっしゃるのとか言われたりしてるけど訂正して事情説明するのも何だしとか思って何も言わない2人とか。とか!
ていうか人型狛村にスーツ着せたいの。東仙隊長に女装させたい。隊士時代のセミロング東仙さんは天使。異論は認めない。







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疲れてるのかな

東仙隊長が現世に生まれ変わったら女体化の妄想し続けてたらとうとう現実になったみたいだ……










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【感想文】世界がもし100人の村だったら 完結編

『世界がもし100人の村だったら 完結編』池田香代子+マガジンハウス著
2015.5.1.読了

この『世界がもし100人の村だったら』って5冊も出てたんですね。
この本には供給をメインとした統計、解説が書かれています。
主に解説部分には〈2015年までに~~〉という目標が使われています。
現在2015年は、この時からどんな風に変わったのか。
ぜひとも完結編その後がほしいと思う今日日でありました。







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【感想文】ベリーベリーストロングな絆っていうやつ

伊坂幸太郎『アイネクライネナハトムジーク』
2014/4/6~26「パピルス」2007年4月号vol.11掲載


〈ここにヒーローはいない。さあ、君の出番だ。
明日が待ち遠しくなること間違いなし!
ごく普通の人っちが巻き起こす奇跡の物語〉

発売当初、この帯を書いた人に拍手を送りたいくらい好きでした。


p23〈「いいか、後になって、『あの時、あそこにいたのが彼女で本当に良かった』って幸運に感謝できるようなのが、一番幸せなんだよ」織田一真は言った。『アイネクライネ』〉

p27〈「その時は何だか分からなくて、ただの風かなあ、と思ってたんだけど、後になって、分かるもの。ああ、思えば、あれがそもそもの出会いだったんだなあ、って。これが出会いだ、ってその瞬間に感じるんじゃなくて、後でね、思い返して、分かるもの」『アイネクライネ』〉



出会いをテーマに描かれた短編長編作品。

小さな偶然が重なりあって、大きな奇跡を生み出して、
1人の物語は誰かへと繋がってゆく。ベリーベリーストロングな繋がり。

わらしべ長者ではないけれど、この本のテーマである『出会い』が全面に感じられます。なるほど、伊坂さんが恋愛を描くとこんな感じになるのか。
短編を繋げる技術はさすが。読んでいてほっこり。伏線回収にすっきり。
あとがきにも書いてあった通り、伊坂作品には珍しく泥棒や超能力や恐ろしい犯人や特異な設定が出てこない小説です。
普段のそういう味が好きな方には物足りないかもしれないけれど、こんな感じの文章を書く作家、という意味では読みやすい一冊かもしれません。

最初の『アイネクライネ』は斉藤和義さん楽曲の『ベリーベリーストロング』の原作にあたるような話です。私は斉藤さんの曲を先に聞いていたのですが、この小説があの数分に纏められてるのに全然劣ってないというかむしろそれぞれ違う味があってほんともう何が言いたいかって久々の伊坂作品たまらんです。ハイ。


『ライトヘビー』の斎藤さん、うちの町にも来てくれないですか。
CDをまとめ買いするしかないですかそうですか。これは良いステマ←

織田一真は個人的に好きではないが、佐藤と織田の掛け合いは好きです。
しかし相変わらず主人公の第一友人ポジションの男はある意味最低だな!!!(褒めてる)

あと、藤間亜美子のお母さんの苗字ってどこかに伏線あった?
これだけちょっと気付けなかった…。そもそも表記なし?うーん。


悲観的な中で楽観的な話をしたい。
そんな物語が描かれた伊坂小説。やっぱり大好きだと改めて思いました。





以下、気になった言葉と
ちょっと腐った目線?のオタク語り。









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