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【感想文】ドナドナ・お星様

伊坂幸太郎『バイバイ・ブラックバード』

2014/3/26~4/7

【――あのバスに乗せられて、恐ろしい場所へ連れて行かれるその前に、
 付き合っていた彼女たちに別れを告げたい――
 突如現れた、巨大で傍若無人な醜女の繭美と共に、
 星野一彦は、5人の女性に別れを告げに行く。】




太宰治の「グッド・バイ」のオマージュだそうです。
最初、タイトルだけ見て、ビートルズの「Blackbird」とかけてるのかと思いました。
ポールがジョンに送った、黒人解放についての歌。

p75〈「タイムマシンがあったら、おまえを小学校に送り返すのはやめた。おまえの生まれる前に行って、おまえの親たちに避妊を勧める」〉


ネタバレ:星野が天然女たらしすぎてなんも言えねぇ。(笑)

ある意味、星野が付き合った女性の中で1番良かったのは繭美です。繭美マジ天使。
繭美がバイクを10回蹴ったのは、星野が「せめて10回チャンスをくれ」って
言ったのにかかってるんですね。そこに感動しました。


ぶっちゃけまず5股してる男、という設定が好みではなかったのですが、
その先入観がずっと頭に残っちゃってたのでちょっと好きになれませんでした。

星野の性格が「浮気したくてしたんじゃなくて、女の人と仲良くしてたら浮気までいった」っていう、流される性格なのが嫌でした。
正直、ラストの書き下ろしがなかったら印象に残らなかったと思う。

文章は好きだけど、物語は好きではない。
それこそ、旅の仕方は好きだけど、周りの風景があまり好みではなかった気分。
いつも好きな旅行会社だし、きっと今回の旅も面白いんじゃないかな?とか勝手に期待して、
ちょっといつもと違う始まり方をして、こんな旅の仕方もする旅行会社なんだな、珍しいな、
と思いながら、やっぱりあんまり好きになれずに終わっちゃった感じ。

お薦めする文章を書けって言われたらどうやって書こうって迷ってしまう。
「5股してるけど、男女の関係がドロドロしていない」
「あくまでこれはフィクションなので、フィクションらしい女性が可愛い」
あたりを書くと思います。



なんとなく佐藤友哉が同じ題材で書いたら…と勝手な妄想しました。
あのバスで連れて行かれる場所についてそれはそれは暗黒に語ってくれそう。



あと、バネ式針生検を思わず検索してブルっとなった…。





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