[sor ato e ru]
青空の羽を秘める少年と、堕ちた神の使いに似て非なる者の話
【感想文】我輩は猫である。名前はナナ。
2013/03/16
p131「僕たちは今、間違いなく最強の旅人で、最強の旅猫だ。」
有川浩『旅猫リポート』
ブクログ献本企画にて当選しました。
有川さんの話はストーリーセラーしか読んだことなかったのでとてもいい機会でした。
ある事情で猫を飼う事ができなくなった青年が、猫を引き取ってもらう為に旧友を訪ねていく、1人と1匹の旅物語。
文章は今風の言葉遣いと口語が多用されてて漫画のようでとても読みやすいです。
有川さんの話は恋愛色が強いと聞いていたのですが、これはそんなこと全然なく、1人と1匹の種族を超えた友情という印象。
物語が進むに連れてお互いがお互いどれだけ好きかっていうのがひしひし伝わってきます。
特に猫を飼う人・猫を飼っていた人なら涙なくしては読めないかも。
ナナは、“サトル”という最高の旅に同行できた最高のリポーターでした。
カバーをめくると、サトルとナナのたくさんの思い出が描かれていて思わずほっこり。BGMにスタンドバイミーが似合いそう。
そして舞台化とのことですが、これはとても舞台に向いてる小説だと思いました。舞台鑑賞好きな私としては構成や演出がこんな感じかなとか、ここはこんな風に台詞を言うのかな、とか想像しながら読むのは楽しかったです。
著者ご本人が書かれるとのことなので、改めて台本になった方も書籍化してくれないかな~と思ったら舞台のパンフレットに収録されてるとのこと。しかもサトルがみんなに送った手紙や本編未収録の番外編なども載っているそうで…ますます公演を観に行きたくなりました。
p89「きっかけがあるときに経験しとかないと、一生知らないまんまだろうなと思ってさ」
p121「ねえサトル。
旅が始まってからサトルの育った町を二つ観た。農村を見た。海も見た。
これから僕たち、この旅が終わるまでにどんな景色を一緒に見られるんだろうね。」
補足:サトルはルパン一味の中では次元派。
p131「僕たちは今、間違いなく最強の旅人で、最強の旅猫だ。」
有川浩『旅猫リポート』
ブクログ献本企画にて当選しました。
有川さんの話はストーリーセラーしか読んだことなかったのでとてもいい機会でした。
ある事情で猫を飼う事ができなくなった青年が、猫を引き取ってもらう為に旧友を訪ねていく、1人と1匹の旅物語。
文章は今風の言葉遣いと口語が多用されてて漫画のようでとても読みやすいです。
有川さんの話は恋愛色が強いと聞いていたのですが、これはそんなこと全然なく、1人と1匹の種族を超えた友情という印象。
物語が進むに連れてお互いがお互いどれだけ好きかっていうのがひしひし伝わってきます。
特に猫を飼う人・猫を飼っていた人なら涙なくしては読めないかも。
ナナは、“サトル”という最高の旅に同行できた最高のリポーターでした。
カバーをめくると、サトルとナナのたくさんの思い出が描かれていて思わずほっこり。BGMにスタンドバイミーが似合いそう。
そして舞台化とのことですが、これはとても舞台に向いてる小説だと思いました。舞台鑑賞好きな私としては構成や演出がこんな感じかなとか、ここはこんな風に台詞を言うのかな、とか想像しながら読むのは楽しかったです。
著者ご本人が書かれるとのことなので、改めて台本になった方も書籍化してくれないかな~と思ったら舞台のパンフレットに収録されてるとのこと。しかもサトルがみんなに送った手紙や本編未収録の番外編なども載っているそうで…ますます公演を観に行きたくなりました。
p89「きっかけがあるときに経験しとかないと、一生知らないまんまだろうなと思ってさ」
p121「ねえサトル。
旅が始まってからサトルの育った町を二つ観た。農村を見た。海も見た。
これから僕たち、この旅が終わるまでにどんな景色を一緒に見られるんだろうね。」
補足:サトルはルパン一味の中では次元派。
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