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【感想文】ああ、これが本格派ミステリーか

2012/08/07
綾辻行人『十角館の殺人』


やたらと本格派ミステリーと言われたり、「終盤の一行」が予測を裏切るとか言われたりで、ハードル上げすぎじゃね?と思って色々予測はしてたけど、
本当に予測は裏切られました。
例の一行を読んだ時は思わず声が出た。

あらすじは、ミステリー研究会の大学生が、いわくつきの無人島に一週間泊まりに行って、そこで殺人事件がおきてしまう、という、王道といえば王道な内容。

トリックは単純、けれど予測は難しい。
あの人が犯人とは思ってたけど、あの人が犯人とは思わなかった。
(矛盾してるけど、矛盾してないですよ!)
出版年みたら25年前の小説なんですね。でも全然古く感じなくて、とても楽しめました。

キャラクターも濃くて妄想もできる。
キャラクターとしてみれば漫画やアニメにしたら面白く人気も出そうだけど、
映像化はしてはいけない小説No,1だと思うの。

***
以下、若干ネタバレ?と腐った妄想





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ネタバレになるかもしれないけど、伊坂幸太郎の『アヒルと鴨のコインロッカー』と近からず遠からず、という感じでした。でも、十角館の方が映像化は難しいよな~。


とりあえず私はポゥが一番好きでした…!
睡眠薬半分こして「よし、いいこだ」って言われたい。
序盤の体調不良のヴァンとポゥの会話が好きでした。
ポゥはのんけだけどそう攻めだとおもうの。

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