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【感想文】星の数ほど物語は生み出されて

2017.9.21読了//『ボッコちゃん』星新一著
1971.5.25.新潮社発行、文庫



星新一の傑作選ショートショート。

『おーいでてこーい』は昔から話に聞いて知っていたけれど、他のものを読んだことがなかったので読んでみました。

"意味がわかるとこわい話"とか"世にも奇妙な物語"みたいな。
きっとそれらの元祖がこの星新一ショートショートなのかも。

電車の中で立ってる間のちょっとだけ・・・と読み始めたら、一篇3分くらいで読み終えるものもあって、どんどん読めてしまうし、なにより起承転結が早くて面白い。そのうえミステリーも、サスペンスも、ファンタジーも、SFも、コメディも、全部詰まってる。
ファストフードなのにこんなに栄養バランスよくて美味しくてコスパ最高じゃない?って気分。

書かれる物語は、宇宙、博士の研究、富豪、金庫、泥棒、殺し屋、エヌ氏が何回も出てきて、似た設定なのに、全て異なる物語だし全く違う味がするのがすごい。


何年も前に書かれた物語なのに、どれも現代に通じる風刺のよう。人間たちへむけた人間を揶揄した物語は、時に残酷、時に爽快、時に幻想、時に愉快。
人生にはこんなジョークが必要だ。



『月の光』(富豪が飼う、美しい混血の「ペット」は、富豪からしか餌を食べない。幻想的で切ない)
と、
『愛用の時計』(男が一目惚れして購入し、何よりも大切にしていた時計が、ある日突然故障して、乗るはずのバスに乗り遅れてしまった)

上記2作品が特に好きでした。





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