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【感想文】海で戦い、海に生き


アーネスト・ヘミングウェイ著、 福田 恆存(ふくだつねあり)訳
『老人と海』


毎度おなじみ(?)名作を読んでみたかった週間で読んだもの。
「かつては腕利きだった漁師の老人が、しばらく漁に恵まれなくて、ようやく大物を引いて、釣り上げて、帰るまでの話。」
と、いう話だと聞いていたので、途中まで読んで、マジで本当にそれだけの話かよ…とぶっちゃけ飽きてました。読み進めるのがとてもつらかった。
漁の状態とか、モノの姿形が全く想像できなくて、映像が頭に浮かばず、だから読みづらかったのです。

そんな時にネタバレを読んで結末までのストーリーを知ったら、とても読みたくなってすぐ読み終えてしまった。
だって序盤は少年と老人のほのぼのから始まり、中盤の終わりまで巨大マグロとただ綱引きしてるだけじゃん!「お前とおれは兄弟だ!」って老人が疲れたり元気になったりしてるだけじゃん!!!!うまく読解できてなくてすみませんね!!!でもこれ読書感想文だから!!!正直の感想だから!!!!!
でもその後、釣り上げたマグロが全部サメに食われて結局何も残らない、という結末を知って、すごく興味が沸いたんです。その時、老人はどんな感情を見せるのだろうか、と。

実際は読んでみたら、結果は残らなかったものの、過程がわかる証拠は残っていたわけで(巨大マグロの骨と尾)、自身の威厳を、現役であることを知らしめることができたと匂わせるような終わり方で、とても好みでした。休息をとる老人の傍には、唯一彼を信頼していた少年が見守っている。そのシチュエーションも好きでした。

モノによっては、ストーリーを把握してから読んだほうが良い小説もあるものだと実感しました。


以下、個人的に好きだったところの感想。
少年と老人の関係。






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個人的に好きだったところ。
老人は、一人の少年にとても好かれています。その少年は老人とかつて共に船に乗り漁を手伝っていました。しかし老人が老いて仕事ができなくなったことで、両親に違う漁師の船に乗れと言われて、しぶしぶ老人のもとを離れます。でも毎朝老人に起こしてもらったり、老人の家に行ったり、とてもなついている。この少年だけが、老人をいまだ現役の腕利き漁師だと信じているのです。
・・・とてもかわいい。(語彙力のなさ!!)
老人が海で死闘を繰り広げたのち、無事に帰宅するのですが、その老人のためにコーヒーを持って来たり、老人が眠る傍にいてくれたりする。この老人と少年の友情?師弟関係?信頼関係?が、とても良い後味でした。

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