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【九番隊】きず~小説ver~

報告書を読み終えた檜佐木が目を向けた時、東仙の細く長い指が右の頬の傷をなぞるように触れていた。突然の事に戸惑い、書類を持つ手が強張る。
「檜佐木」
名前を呼ばれた。返事をしたが緊張で声が裏返ったかもしれない。
「この傷を受けて、視力に影響はなかったかい?」
檜佐木は躊躇った。“見る”ことができない相手になんと応えるべきか、と。それでも言い方がみつからず、平凡な台詞を言う自分に悲しくなった。
「えぇ、幸いにも」
そう言うと、東仙は心から安心しているような表情を浮かべ
「それは良かった、本当に」と囁いた。
しかし、その感情はまるで自分のせいでこの傷がついたかのような苦しさを含んでいるようにも聞こえた。


もし、この左目が光を失っていたら
貴方と同じ世界が 見れたのでしょうか?


その問い掛けは声にならず、
檜佐木は只、光を映さない東仙の瞳を見つめる事しか出来なかった。








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闇を見て欲しくない隊長と、
隊長の闇を理解したい副隊長。


私の思い描く九番隊は東仙→←←←修兵な感じ。
憧れ&尊敬愛って!良いよね!

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