[sor ato e ru]
青空の羽を秘める少年と、堕ちた神の使いに似て非なる者の話
彼はいつかの僕だった
そう思うのは、もう僕だけで充分だ。
彼の叫びを聞いたのは暗い深い闇の底
憐れだと思うかい、
可哀相だと嘆くかい、
愚かだったと、蔑むかい。
もっと早く、出会うべき人と出会っていれば、
あと少し、暗い世界に耐えていれば、
救われたかもわからない。
ただわかることは、結果は善悪でいうなら『悪』だという事実。
小さな嘆きから生まれた悲しみは憎しみへ。
憎しみが生んだ恐怖は哀しみへ。
哀しみが生む嘆きはまた憎しみへ。
いつかどこかだれだろうが、小さな嘆きを包む手を持っているのだ。
早く出会うべき人になってくれ。
こうなってゆくのは、もう僕だけで充分だ。
彼の叫びを聞いたのは暗い深い闇の底
憐れだと思うかい、
可哀相だと嘆くかい、
愚かだったと、蔑むかい。
もっと早く、出会うべき人と出会っていれば、
あと少し、暗い世界に耐えていれば、
救われたかもわからない。
ただわかることは、結果は善悪でいうなら『悪』だという事実。
小さな嘆きから生まれた悲しみは憎しみへ。
憎しみが生んだ恐怖は哀しみへ。
哀しみが生む嘆きはまた憎しみへ。
いつかどこかだれだろうが、小さな嘆きを包む手を持っているのだ。
早く出会うべき人になってくれ。
こうなってゆくのは、もう僕だけで充分だ。
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