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朽ち果ての意味



きっと
この世の何処を探しても
永遠に無くならない物など
ないのでしょうね

一瞬にして
なにもかも
くずれてしまう

だからこそ
美しいと
云えるのでしょう


嗚呼、どうか
“貴方だけは”と
願えども

美しい貴方は
想いの波紋を
残して消えてしまうのです

















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Achissporam Another Story *

「これ、あげるね」
奏太から受け取ったのは小さな小石。
光に当たると淡い群青色が混じる黒い石だ。
咲は人差し指と中指、親指で零さないように丁寧に目元まで持ち上げた。
「これは?」
「鷹目石。別名ホークアイ」
鷹の目――確かに、光によって写される細い青はまるで目のように見えた。
「ちなみに、ぼくが持ってるのは蛍石っていうんだよ」
そう言って首に下げていた紐を服の襟から手繰り寄せて、その石を見せた。
紫色の小さな石。アメジストのように輝きはしていないがどこか光をおびているようだった。
「どうして、オレにこれを?」
暫くその石達に魅せられていた咲だったが、ふと気が付いた疑問を奏太へ問い掛けた。
すると、彼はすこし照れたような、はたまた答えるのに迷っているような表情で
おとうさんが、と口にした。
「まだおとうさんが生きてたとき、ぼくにくれたんだ。いつかぼくを守ってくれる大切な人が現れるから。
 だからそのとき、そのヒトにこの石をあげなさい、って」
「それが、オレだった……?」
ふわり、と柔らかく彼はうなずいた。








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うた

新しくないけど、それほど古くもない唄。
雨上がりが好きな作者が書いたと思われる。
アチョポラスで生まれた唄。






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対談。

あるヒトと、あるヒトの対談。
あるヒトの声だけが書かれてます。会話は想像してみてください。
無駄に長いです。
ある意味“珍獣物語”。





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体の中にある言葉タンク

眠るときに、ただ徒然と文章を考えるときがある。
それは何か興味を惹かれた本を読んだときだったり、
布団の中で寝付けずにいるときであったりする。






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