[sor ato e ru]
青空の羽を秘める少年と、堕ちた神の使いに似て非なる者の話
無題
今までずっと時間が解決してくれた。
待ってれば済むと思った。
謝ればすんでいると思ってた。
謝って済まされないなら殺してくれと思った。
20代のうちに死のうと思ってた。
やりたいことは理由をつけて止めていた。
友達を羨ましいと思って友達のようになれない自分に嫌気がさした。
こういうことだって私一人じゃない。この世界のどこかで誰かが同じようなことを考えている。
「枯れた老人にしがみつく自分の姿を見る」
「私は老いた母親が傍若無人種に頭を下げている姿を見る」
「こうなるのは、もう僕だけで充分だ」
久々に20世紀少年を読みました。
何回か読むと、なんとなくどこで入れ替わったとか整理して読むことができた気がしました。
カツマタ君が一番共感できそうな、そうでないような。
頭が良いって羨ましいなぁ。あんなことは絶対思いつかないし、思いついたとしてもやりたくないけど…。
「どうして私はできないんだろう」
「できないんじゃない。やろうとしてないだけだ」
「みんなやろうとする事ができてるのに、わたしはやろうとすることさえできないんだ」
なんかの話の1ページ
「女と食べ物の怨みは怖いですからねぇ」
頬に食べ物を詰めたエンが呟いた。
「恋に焦がれた女は、男を怨んで蛇になって、相手を焼き焦がしちゃったんですよ」
親指で口を拭いながら淡々と話した。
「何の話?」
「私の生まれた国の昔話です。なんか、今話してた事件と似てるなぁと思いまして」
頬に食べ物を詰めたエンが呟いた。
「恋に焦がれた女は、男を怨んで蛇になって、相手を焼き焦がしちゃったんですよ」
親指で口を拭いながら淡々と話した。
「何の話?」
「私の生まれた国の昔話です。なんか、今話してた事件と似てるなぁと思いまして」
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