[sor ato e ru]
青空の羽を秘める少年と、堕ちた神の使いに似て非なる者の話
【らぶコミュ?】裏の裏の裏設定で小話
ムナ「あ、店長。お帰りなサーイ」
■「やぁ、ムナ。生きてたか。土産に砂漠の砂を持ってきてやったぞ、喜べ」
ムナ「マジデ!?やったー店長半端ネェ!!」
▲「楽奈さん、それ、さっき道路の上で集めてたやつですよね」
■「ああ、そうだ」
ムナ「ンダヨ!!んなモンいらネーヨ!!!って、史司!!うはーっ久シブリー!」
△「ボクも居るよ!」
ムナ「わぁ!トライブも!懐かしいね~元気?2人が来てるって事は…廻林さんも来テル?」
△「うん!遅れてくるけど、今こっちに向かってるってさ!」
■「おい、ムナ。あいつが来る前に地下に行って、この本を探して来い」
(一枚の紙をムナに渡す)
ムナ「何ダッテ?…うわ、超古い資料ジャン、どしたのコレ?」
■「久々に高い額で買い手がついたんでね。かなりの貴重図書だから…シシ、トライブ。ムナに付いていって手荒に扱わない様に見張ってくれ」
▲「はい、わかりました。行こうか。…ムナ、トライブ」
△「はーいっ」
ムナ「ワタシ一人でも大丈夫なんだけドナァ。まあイイカ。ちょっと行ってクルヨ」
●「…楽奈、お前もいい加減あの子の名を呼んでやったらどうなんだ?」
■「なにを言うか、ネリン。私はちゃんと呼んでるじゃないか。“ムナ”とな」
●「それは字名だろう…。諱名を呼んでやれ、と言っているんだ」
■「あいつにそんな価値はないね。そうだ…あいつが想世界から抜け出せたら、呼んでやるよ」
●「…そんなの、いつになるか分からない事も解ってるだろうに。…全く…これだから蛇は…」
■「煩いね。羊は黙って羊毛にされて喰われてろ」
*****
古本屋も兼ねる個人図書館【木立瑠璃草】のいつもと違う風景。
2010.12.29.
この記事にコメントする
この記事へのトラックバック
- この記事にトラックバックする
カレンダー
はじめまして。
はじめて来られた方はカテゴリの「説明+α」をお読みください。
カテゴリー
AD
最新記事
(10/14)
(12/08)
(03/06)
(10/08)
(10/04)